こんにちは、マトイテです。
ネットショップやネットショップ以外でも、自社で商品やサービスを取り扱っている会社やお店であれば、ユーザーがスマホで検索した時に、できるだけ閲覧されてほしいと思いますよね。
今回は気になる方は気になる、身近な検索エンジンで検索した時に、表示される検索結果(SEO)を日頃のお知らせや情報発信することを少し意識して考えていきます。ECモールではそのモール内での検索対策が必要になりますが、それ以外のGoogleなどオーガニック検索から、自分のブログサイトや自社のコーポレートサイトが上位表示されたら、やっぱり嬉しいと思うのが人間の心理ではないでしょうか。
国内の検索エンジンを知る
日本の検索ブラウザサービスといえば、Googleエンジン(Yahoo検索もGoogleエンジン、Safariは選択可能です)が圧倒的なシェアを誇ります。一般的なパソコンやスマートフォンのファースト画面では、ブラウザとしてGoogle(chrome)、Yahoo!、Bing(Microsoft)、safari(apple)のどれかを、検索する際に確実に使っています。その中で日本ではヤフー検索も人気ですが、ヤフー検索はGoogleの検索エンジンを採用していますので、結果はGoogleと変わりません。
また、Apple社のSafariに関してもIPhoneやMacのデフォルト設定はGoogleエンジンです。唯一、BingはMicrosoft社でWindowsPCのデフォルト設定、Edgeの既定の検索エンジンはBingとなっています。最近のマイクロソフトの画面は非常に見やすくなり、Edgeの初期画面背景が気に入っているようであれば、Bingのままでも良いと思いますが、Google検索とは違った内容も多く表示されます。もし、スマホなどで普段からGoogleで慣れているようであれば、Edgeをブラウザとして利用し、検索は設定からGoogleに変更することもできます。
今ではTwitterやInstagram、YouTubeでも当たり前のように意識されるSEO(検索対策)ですが、全てGoogleエンジンの結果が反映されると言えます。ですが、検索結果で上位表示されるための100%明確な答えはありません。
特に新型コロナウィルス発生以降、検索対策に全世界のウェブサイトが力を入れています。また、中小企業様や地域の店舗様も、あまり力を入れていなかったウェブやSNSに力を入れ、ホームページやECサイトでのさらなる集客に繋げようと、広告や検索対策(SEO対策)に予算を費やしているところもあるはずです。
中国市場を意識するなら百度
少し話が逸れますが、中国の検索を意識するなら百度です。中国ではGoogleやYahooは基本使えません。その他にも中国国内の360°捜索や搜狗、神马などブラウザや検索エンジンは色々ありますが、海外からではまず百度が外せません。中国ではグレートファイヤーウォール(金盾)による検閲システムが、インターネットを厳しく管理していますので、まず検索よりも中国のシステムを理解し、対応していくことが優先となります。
中国でネットを通じたビジネスを展開するには、中国独自の流れが必要になるで、一般的には中国企業と連携ができない、国内中間業者とのやり取りだけでは、表面的なことまでとなるはずです。また中国はさまざまな分野で展開するスピードが速く、今後百度以外の新しい検索エンジンやブラウザに注目が集まれば、一気に流れることも十分あり得ます。
検索結果(SEO)表示の仕組み
実際にSEO(サーチエンジンオプティマイゼーション)とは、日本語では検索結果の最適化と言われ、何かを調べる際にインターネット検索を必要とされるユーザーが、検索した結果に正しく最適なコンテンツが上位表示される検索の仕組みです。※この際左上にスポンサーと表示され上位に出現するサイトは広告を利用するサイトです。
この検索結果は変動しますし、検索ブラウザに入力したワードが前後しても、表記結果は変わります。また、仮に今日スマホから検索した結果で、上位表示されていても来月はその保証はなかったりもします。さらに検索結果は、検索の仕方によっては結果に表示されないこともあります。そのことを踏まえた上で、自社のサービスに合わせた無理のないコンテンツ設計や制作が必要とされます。
自社のホームページやブログサイトを、検索結果の上位に表示させることで、検索流入を増やしながら露出を高め集客に繋げるためには、最低でも6ヶ月から1年位にわたる地道な作業が必要です。
そのため即効性のあるものではありませんが、高額な広告費用を単発で利用せず、自然検索から商品やサービスの決まったキーワードで、検索結果に表示されるようにしていきたい会社や店舗様におすすめです。
またGoogleエンジンは世界中で利用されているサービスのため、短期間では結果が出ないのと、既に先駆者特権として現在上位表示されているサイトは、現在最も最適化されているサイトとして評価され、その費やした費用と時間が反映されていると言えます。
検索結果(SEO)を意識する
現在、世の中には数えきれないほどのウェブサイトがあります。その中で例えば、”サッカー スパイク”と検索した結果に、陸上のスパイクばかりが表示されたらどうでしょうか。結果としてユーザーの意思に反した検索結果となり、Googleエンジンの信用性が疑われてしまいます。ですが、中には意図的に自社の商品を販売したいことから、キーワードとして、サッカースパイクと検索した結果に、自社が販売する陸上スパイクが表示されるよう、故意に施策される場合があります。そのようにユーザーが検索を利用する結果に好ましくないものを表示せず、ユーザーにとってより正しい情報を表示することがGoogleエンジンの信用となり、その結果が自社サイトやブログの信用性として反映されます。
検索結果を意識したキーワードを決める
Google検索エンジンは自社のガイドラインを設け、検索するユーザーの意思に応えている質の高いコンテンツを上位表示させていると言われます。その中で検索結果に自社のサービスや商品情報を表示するには、まずは結果に表示されるキーワードを決めることが大切です。またユーザーが検索した結果、そのユーザーのどんな検索意図に応えるかも、ある程度想定した上で作業する意識が必要です。※ガイドラインは時代や状況の変化に対応しています。
- タイトルやキーワードの設定(検索目的意図のキーワード設定)
- Googleエンジンへの最適化やURLの正規化
- 内部リンクやパンクズリストの設置
- ディスクリプションや表示速度の最適化
- モバイルフレンドリーへの最適化など他多数あり
と、詳しく検索すれば、SEO対策に必要とされる多くの記事が表示されると思います。
仮にパソコンを紹介したいのであれば、
- 自社のPB商品であればブランド名やコンセプト
- メーカー品であれば希望小売価格や生産国
- デスクトップPC、ノートPC、タブレットPCなどの種類
- モニターのサイズやスペック
- 他社の価格比較やセール情報、モデルチェンジの内容など
- OSや搭載ソフトなど、他社と差別化できる具体的な詳細
- どんなシュチュエーションでの利用が最適か
などから、使用用途として何を求められるのか、訴求力として価格なのかスペックなのか、自社の生産背景の最適化から商品やサービスの最大となる特徴を把握し、他社と比較しても劣らない部分をまとめ、最大のキーワードとして抽出した結果が、サイト上でも反映されやすくなります。
また、パソコンのような大手やECモールも含めて競合の多い商材やサービスは、検索エンジン全体で上位表示することは今ではかなり厳しい状況です。ですので大きなキーワード+セカンドワード、サードワードで検索されるように考慮することが必須です。自身で検索する際のことを考えながら進行すれば、分かりやすいかと思います。
キーワードを意識しないナチュラルコンテンツ
キーワードに付随した、お知らせや記事の内容も大切です。閲覧したユーザーにとってできる限り有益な内容を掲載することがベストですが、社内や個人では最適だと思っていた文章や画像の印象でも、不特定多数のユーザーが閲覧すれば、個々の好みや伝わるニュアンスは違います。ですので、専門分野だけではなくごく一般的な日常の情報や、ストレートにユーザーの悩みに応える商品やサービスの方が、伝りやすいこともあります。
予測されるキーワードを意識しないと言ったらちょっと語弊はありますが、あくまで目的を決めた上でユーザーのオーガーニック検索(ナチュラル検索)に応えられることが望ましいです。
自社の強みやサービスの目的を理解する
SEO対策は、単純に正解が用意されている訳ではありません。内部施策から、情報をリリースしSNSとリンクさせて導線を用意したり、時には広告を利用したり、またリアルな販促活動をウェブに反映させる作業も必要です。
そこから、たとえ検索結果で上位表示されたとしても、結果に繋がらないことも多々あります。ですがどこで結果に繋がってもいいように、ネットワークを構築する作業がSEOを制するとも言われていますし、この作業を繰り返すことにより、自社の販売したい製品の方向性や、自社サービスの強みを再認識することもあります。
最近の検索対策は、あくまでボリュームではなく、内容と質が重視されていると言われます。ですが、最低限事前にやらなければならないことも多々あります。まずは難しく考えず、キーワードとなるタイトルや、自然な文章からコンテンツを楽しく制作することです。その結果がどのように表示されるかを試しながら、作業を継続していけることが、SEO対策の大切な要素でもあると思っています。