OGP設定でSNSやホームページの情報をWebで正確に伝える

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OGP設定でSNSの共有やシェアでホームページの正しい情報を表示

OGP設定は、検索からWebサイトがSNSなど共有・シェアされたりした時に、表示される正確な画像やタイトルの情報を伝えることができる設定です。あまり意識していない場合は、あえて設定しなくても良いと思いますが、会社やお店でSNSを活用して情報を発信したり、日常の思いをつぶやいてフォロワーさんと繋がっていく場合は、信頼感につながる一つの要素にもなります。

世界のSNS人口は40億人以上と言われています。日本でも80%以上の皆様が何らかの利用していると言われていますが、利用者が多いほど使い方を悪用するケースも増えていきます。

私たち日本人はどちらかと言えば元々慎重な性格をしています。気軽に利用できるSNS上でも、ご家族や似たような趣味のある友達や知人、知っているお店、地域の会社や事業者様など、身近に感じる人や会社じゃないとなかなか安心できないのが普通ですよね。

そんな時に、会社・お店・個人の情報やサービスをできる限り正確に伝えるホームページや、Webサイトの役割が地域や社会の大きな信用の一つとして役立っています。

そこで、自社のウェブサイトにOGP設定をしておけば、SNS活用などの代行業者に余計な費用を支払う必要もありません。もちろん、予算に余裕がある、目標数値のある集客が必要な場合は、ウェブ広告や本当のSEO対策に費用を費やすことで、宣伝したい自社のサービスや商品の費用対効果に繋げることも必要です。

OGP設定は個々にあった最低限で十分

WordPressではプラグインを導入し、初期設定をすればその後は自動表示することもできますが、HTMLで、head内にMetaタグ設定をする場合は、それぞれ必要なやり方で設定していきます。

画像のサイズはFacebook推奨の1200 x 630で編集で良いと思います。このpxサイズの中に見出しや文章を記載していきますが、あまり端に書くと見えにくくなるので、中央値を決めて書いていくといいです。 

主な設定の項目を見て、自社に設定されているかどうか確認してみてくださいね。

  1. “og:url”:WebサイトのURL、(パーマリンク)を設定します。
    <meta property=”og:url” content=”WebサイトのURL”>
  2. ”og:title”:サイトのタイトル、固定ページや投稿ページの場合は、各ページのタイトルを設定します。
    <meta property=”og:title” content=”Webサイトのタイトル”>
  3. “og:image”:Webサイトのアイキャッチやサムネイル画像を設定します。
    <meta property=”og:image” content=”Webサイトで表示する画像URL”>
  4. og:description: ページのディスクリプション(Webサイトの説明)を設定します。
    <meta property=”og:description” content=”Webサイトの概要説明”>
  5. “og:site_name”:サイトの名称を設定します。
    <meta property=”og:site_name” content=”webサイトの名前”>
  6. “og:locale”:Webサイト上で国言語や地域設定をします。日本は”ja_JP”です。
    <meta property=”og:locale” content=”ja_JP”>
  7. “og:type”:webサイトの特徴に合わせて設定しますが一般的には”website”や”article”で設定します。
    <meta property=”og:type” content=”websiteまたはarticle”>
  8. “twitter:card”:Twitterに表示される内容を設定します。
    <meta name=”twitter:card” content=”カードの種類(summaryかsummary_large_imageのどちらかを設定)”>
    <meta name=”twitter:site” content=”@から始まるtwitterアカウント名”>
    <meta name=”twitter:description” content=”サイトのタイトルやキャッチコピー”>
  9. “fb:app_id”:facebookのID
    <meta property=”fb:app_id” content=”app-idを取得する”>

特にコロナ発生以降は、海外を中心にウェブ制作の大枠を構成するサービスも充実してきましたので、ワードプレスの場合は、プラグインを利用して項目に合わせてOGPを設定していけば完了します。

業者に聞いたりすると色々おすすめされ、分からないまま、言われるがまま設置して、実は関係ない料金を支払ってしまうこともあります。顔馴染みの会社や信頼できる地域の業者なら良いと思いますが、全然知らないネット上の業者やマッチングサイトの掲載情報だけで依頼するのは、お勧めしません。

OGP設定からSNSで身近なお客様との接点を増やす

今回はOGP設定のお話でしたが、もしかしたら会社やお店のスタッフさんが個人で始めたSNSで、直接商品やサービスを販売することより、宣伝が得意な能力のある人がいるかもしれません。

また、宣伝や露出することにより、年齢に関係なく能力が開花する人や、趣味や自分の実力試しのつもりで動画投稿やTwitterなどSNSをはじめてみたら、予想以上に注目を浴びることがあるかもしれません。

大きな期待はせず、ほんのちいさな可能性でも誰かとの共有や共感から繋がるSNSは、身近なデジタル発信で会社や自分の世界観を気軽に表現できるのがいいところです。また、何かを発信することは大きなくくりで言えば、ブランドの誕生を意味します。

その延長線上にある誰かの心を動かしたり、”今日全く同じ出来事があった!””そんなことあるんだ、知らなかった!””ちょうどそんな商品探してたんだよね”が特定のユーザーから少しずつ広まり、認知されて初めてその名前がブランドとして認知されるようになります。その過程にある流れや意思を汲み取り、企画構成や営業活動を経て世の中へ送り出すことがブランディングとなります。

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