中国2023年の年間休日・春節などの祝日予定【假日放假表】
あっという間に今年も9月に入りました。朝夕は少しずつ過ごしやすくなってきましたが、日中はまだまだ暑さが厳しい日も多いので、気温差で体調を崩さないように注意しながら毎日過ごしてください。
もう数年間続いていますが、海外へ渡航する際にやっぱり気になるのは感染対策です。国内では報道での感染者数報告もだいぶ大人しくなってきましたが、7月8月前半よりは減ったものの、去年一昨年なら完全ロックダウンで、もしかしたら地域間移動禁止のお願いくらいの数字が続いています。ですが、もうさすがに慣れてきてしまったのか、以前と比べ感染対策というよりは、空気を読む流れ作業のように、マスクや消毒をしている方も多いのでは?とも思います。
日本はこれまでも、あくまでご協力やお願いするという表面的なスタイルで対策を進めてきました。ですので日々の生活の中でたとえ感染してしまったとしても、よほど逸脱した非感染対策行動をしない限り、誰が感染しても誰も責められない状況だったと思います。ましてや社内での会話や、お客さんとの会話などどうしても避けられない場面があります。私たちもできる限り密な接触を避けながら、国内での流れを遵守していきます。
いずれにしても、この数年間のパンデミックによって世界各国で人の流動や流通網が大きく変化し、感染拡大防止対策の反動による経済的な打撃は、これまでの市場が縮小した市場ではなく、膨らませた市場であったため、経済回復とはとはいかない状況でもあります。また、世界情勢の変化からこの間急速に進んだ円安の影響もあり、国内企業や事業者だけではなく、個人の日常生活にもさらに影響が広まっていくと推測しています。
中国年間祝日・休日予定、春節は2023年1月22日【予定】
中国と言えば、これまで世界のどの国よりも徹底したロックダウン政策(封城)で、14億人の感染拡大防止対策が功を奏してきましたが、さすがに今年の春先は中国上海などをはじめ、各地のロックダウンの状況などが日本でも頻繁に報道されていました。現在も日本の比ではないくらい少ないですが、中国に限らず世界中で感染者が0というわけではないので、引き続き感染防止対策情報の確認は必須です。最近でも地方の大都市がロックダウンという話もありましたので、中国へ渡航する際は、現地の取引先や親しい友人など、感染情報の確認や連携は引き続き必要です。※2022年11月現在
中国では、旧暦を軸に毎年変動する春節を中心とした国民の休日を多くの方が、楽しみにしながら日常業務に励んでいます。中国との事業や文化に触れている外国人であれば当たり前のことですが、日本国内だけで完結する仕事や生活環境下では馴染みのない習慣ですが、日本国内で言えばお正月が毎年変動して始まるイメージです。
注※日程はあくまで予定ですので変更になることがあります。航空券やホテルの予約など、渡航の際は現地の最新情報(11月~)に直近の日程や詳しい詳細を取得する必要があります。
名称 | 祝日期間(予定が変更になる場合があります。) |
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元旦 | 2022年12月30日〜2023年1月1日 3日間の連休。新暦を祝う祝日。3連休ではありますが 春節前の小休止という感じの印象があります。 |
春節 | 1月22日~1月28日 :実質21日よりお休み 7日間の連休。企業によって異なります。今年も帰省ラッシュがどうなるかですが 、前後2週間~1ヶ月を家族や親戚と祝う中国で最も大切な国民の祝日です。 |
清明節 | 4月3日~4月5日 3日間の連休。日本のお盆休みと同様、ご先祖様のお墓参りに行くなどの祝日となります。 |
労働節 | 4月29日~5月3日 5日間の連休。国際労働節。近年ではこの大型連休を利用した旅行など、大移動で混雑した様子が世界でも話題になっています。 |
端午節 | 6月22日~6月24日 3日間の連休。ちまきを食べたり各地で伝統文化を楽しみながら、災いから身を守るという風習の意味合いがあります。 |
中秋節,国慶節 | 9月29日~10月7日 例年ですと中秋節と国慶節は別々の時期なのですが、今年はこのままの予定であれば、9連休として大型連休になりそうです。 |
2023年の春節の始まりは去年より少し早い予定なので、仕事での出張や滞在、家族や友人との旅行、留学や自国への帰省など予定がある方は、直前まで行き先の現地感染対策情報を注視してください。場合によっては複雑な状況になる可能性もあるため、招聘状や家族帯同などの手続きが必要な場合も、早めに煩雑な申請を依頼し、準備することが必要です。また、春節前後は、航空チケットや中国国内の中距離以上の各種移動手段の予約も、予定が確定していれば早めの準備をオススメします。
春節前後の予定は中国現地企業などに再度確認が必要です
春節前は特に急な予定を立てることは極めて難しいので、ある程度前から予定を立てておけば、慌てることも少なくなります。事業の場合は業務が思った以上に進まなくなり、春節が始まる2ヶ月前から課題が生じることも多々あります。ある程度余裕のあるプランを立て、春節前後のイレギュラーな動きを考慮しておくことをお勧めします。